小学生の子供の支度が遅くて、毎朝イライラしている方へ。
子供が支度を早くする方法を知りたい。
親がイライラしない方法も知りたい。
と思っていませんか?
私は現在、子育て歴10年、小学生男児を育児中です。
我が家のやり方をご紹介します。
アイデアの一つとして読んで頂けると幸いです。
子供が早く支度できる方法
収納場所を決める
子供の持ち物は、小学生になると急に増えますよね。
学用品の収納場所は決まっていますか?
収納場所をきっちり決めないと、あちこちに物が散乱して、忘れ物につながりやすいです。まだ置き場所が決まっていないならすぐに場所を決めましょう。
学校で使うものは、おもちゃや他のものと分けて、場所や棚を決めておきましょう。
使ったら必ず戻すことを子供にも伝えましょう。
これで、物が収納場所におさまるので、迷子になりません。
また、子供自身も自分のものだけがある場所を与えられると嬉しいので、自分でやってみようというやる気がでます。
物を探す手間が省けるので、早く支度にとりかかることができます。
起きる時間を早くする
収納場所を決めても、早く支度できない理由は何でしょう?
朝ごはんを食べるのが遅い。
テレビを見ていて準備しない。
などでしょうか?
もし、朝ご飯を食べるのが遅いなら、食べる時間を考慮して、早めの時間に起こします。
テレビをみて準備しないなら、子供の様子をみて、「何時までには着替えてね。」と
早めの時間を伝えます。
当たり前ですが、起きる時間を早くすることで、家を出るまでの時間が増えるため、
ゆっくりご飯を食べる時間、テレビを見る時間を確保できます。
子供にとっても、決まった時間に起きるとリズムが整うので、
必ず決まった時間に起こしましょう。
夜更かしして眠そうでも、起こしたほうがいいです。
そうすると、その日の晩は眠くて、早めに就寝します。
朝、起きない子供を起こす方法はまた書く予定です。
子供が自分で支度できるようにさせる方法
親が何も言わなくても、子供が自分で支度してくれると助かりますよね。
自分で支度する子供にさせるには2つ方法があります。
- 支度ボードをつくる
- 子供がもとに戻しやすい収納方法にする
支度ボードというのは、「着替え」や「持ち物」を確認するために使います。
チェックリストでもいいです。その子に合った方法にしてください。
「着替え」「〇」
「歯みがきセット」「×」
「教科書ノート」「〇」
「プール道具」「×」
↑よく見えるところに貼っておき、用意ができたら、「〇」にする。
簡単なイラストを添えると、低学年の子供にもわかりますね。
子供の支度が遅くてもイライラしない方法
最初からうまくできる子はいない
最初からうまくできる子はいない。
できなくて当たり前。
と、おおらかな気持ちで見守るのもいいですね。
自分が小学生だった頃を振り返って、そのころ頑張って少しずつできるようになったということを思い出せたら、子供にもイライラしないのではないでしょうか。
また、子供が産まれてきたときの写真などをみるのもいいかもしれません。
数年前は泣くことしかできなかった赤ちゃんが、今は立派に歩いて話しています。
今できなくても大丈夫と安心すると思います。
かといっても、、やっぱり怒ってしまうことはありますよね。
そういう時も、もし自分の機嫌が悪かったことで、普段は怒らないようなことに怒ってしまった場合は、あとで素直に子供に謝ればいいと思います。
親だって間違うことはある。
その時は、ちゃんと謝る姿をみせるのが大事だと思います。
親も子もまだ成長している途中です。
長い目で、子供はいつかできると信じましょう。
怒ってしまうとほぼ遅刻確定
怒ってしまうと、子供が泣いてしまう確率があがります。
子供が泣いてしまうと、支度する手もとまってしまうので、余計に支度に時間がかかります。
そして、また親の怒りも爆発。子供はもっと泣く。
かなりの確率で遅刻。となります( ノД`)…
怒る前に、一息つきましょう。
深呼吸しましょう。
怒りをコントロールする方法については、また書きたいと思います。
「はやくして」ではなく「ゆっくり急いで」と言う
急いでいるとつい子供をせかして「早く、早く」と早口で言ってしまいますが、
私は、「ゆっくり急いでね」という言葉にかえてます。
私は「はやくはやく」と急かされることが一番苦手で、
そういった理由もあり、自分の子に言いたくないんです。
「ゆっくり急ぐって、どうするの?」
と思いますが、、
まあ急いでほしいことは伝わるので…良いかなと思い、使っています。
(時間に間に合わなくて焦っているので、そのことを子供に伝えたい。)
(急かしたくはないけど、、急いでほしい。)
という気持ちを伝えたくて、変な言葉ですが…そう言ってます。
少し話がずれますが、私は、幼いころ親から
「早く早く」とか「遅いなあ」「トロいなあ」と、しょっちゅう言われてました。
それをそのまま受け止めて、長い間傷ついていました。
「私は遅くてトロいからがんばってもダメだ」と思って生きていました。
それくらい子供にとって、親の言葉は重いです。
親の決めつけで、子供の将来の芽をつむことがないようにして欲しいし、
自分も気を付けていきたいです。
親からの傷つく言葉は、また別の機会に書きたいと思います。
まとめ
子育て中の親は毎日大変です。
いろいろ書いてきましたが、これはあくまでの我が家でのやり方です。
子供の様子をみて、自分や、また自分の子供に合ったやり方をみつけてください。
育児は、試して失敗して探っていくものだと思います。
万人に合う育児方法なんてありません。(が、もちろん虐待は論外です。)
この記事がどなたかの参考になれば、とても嬉しく思います。