「服を捨ててスッキリしたいが、なかなか捨てられない。」
「おしゃれが好きなので、服を捨てづらい。」
「どういう考えで服を選べばいいのかわからない。」
と思っている方へ。
私はかつて大量の服を持っていました。
片付けたのは約5年前。
150着程あった服は、現在は20着程度になり、当時のクローゼットの半分に収まっています。
服を手放してみてわかったことは、持っている服が少なくてもおしゃれはできるし、毎日楽しいということです。
この記事では、処分しづらい服を捨てるコツや、手放す考え方について書きます。
1.服を捨てる5つの考え
1-1.一生モノの服は持たない
「一生モノ」と聞いて、どんなイメージを持ちますか?
私は、めったに買えない高価なモノ、上質なモノを思い浮かべます。
一生モノのバッグ、一生モノのコートなどは、私は持っていません。
なぜ持たないのかというと、私は、一生持つモノなどないと思っているからです。
その昔、私は一生モノに憧れて、少し高めのコートを購入したことがあります。
それは黒のコートで、細身のデザインで、その時の私が着るととてもスタイル良く見えました。
(冠婚葬祭にも使えるし、質も良いので、これは一生モノにする!
だから多少高価でも大丈夫。一生持つから!)
そう思って購入したのですが…
結果は、10回ほどしか着ずに手放すことになりました。
手放すことになった理由は下記です。
- 最初は、高価でもったいないと思い、あまり着なかった。
- 着ようと思った頃には、妊娠と重なり、細身のデザインなので入らなくなった…。
- 産後も、体形が変わり、入らなくなった( ;∀;)
一生着ようと買った服なのに、もったいないですよね…。
着れるうちに、似合ううちにもっと着ればよかった…という後悔しかありません。
こういう経験から、私は「一生モノ」を探さなくなりました。
デザインや体形、似合う服、着たい服も変わるかもしれません。
これを読んでおられる方も、一生モノと思って、結局着ていない服がありませんか?
大事にとっておかず、気に入っているならたくさん着ましょう。
着ないまま手放すのはもったいないですよ。
着ないなら、早めに(デザインが変わってしまう前に)手放すと、売れる率もあがりますよ。
「一生モノと思って買ったけど、結局着ていない服は手放す。」
1-2.古着はあくまでも古着
私は、たくさん服を買ってきました。
10代の頃は、お金もなく、当時はユニクロもなかったので、よく古着屋で服を買っていました。
若いうちは古着を着ても、着こなせるスタイルと若さがあります。
古い服でも、若さと工夫でおしゃれにみせることができてたと思います。
今も、古着は好きですが、歳を重ね、似合わなくなってきました。
色がくすんでいるとお顔もくすんでみえるような…
顔もレトロになってきたせいかしら(;^ω^)
また、古着のレトロ柄や、カラフルな色が好きだったのですが、
段々、おちついたモノを好むようになったこともあります。
古着、かわいいからととってありませんか?
「古着は顔うつりがいいものだけを残しましょう。」
1-3.年齢と服の質は比例する
10代や20代の若い人達向けの安いお店で買った服、ありますか?
デザインが今どきでかわいいものがたくさんありますよね。
若い人向けのショップは、トレンドを知るのにはいいと思います。
が、大人がそのお店の服を着るにはちょっと厳しい場合があります。
安いだけあって、生地の質が悪く、安っぽくみえたり、着心地が悪かったりします。
着心地の悪い服って、若い時は無理してでも着てましたが、大人になるとしんどいと思います。
「生地が安っぽい服、ペラペラな服は手放しましょう。」
1-4.コーディネートに凝りすぎない
着なくなった服を、コーディネートでよみがえらせる!
という企画をみかけます。
私も過去には、着づらい古着をコーディネートで着こなしたりしていました。
おしゃれが好きだったので全然苦ではなかったのですが…。
今となっては、なぜわざわざ着づらい服を、コーディネートしてまで着る必要があるのか?と思います。
コーディネートするには、他の服が必要になり、
その合わせづらい服のせいで、余計な服が増えてしまいます。
服を減らしたいなら、着こなしを考えなくても良いアイテムを持つべきです。
「コーディネートが限定されるアイテムは手放しましょう。」
1-5.時間を大切にする
あなたにとって大切なものは何ですか?
一度、立ち止まって考えてみましょう。
まず大事なのは、あなたの命、ですよね。
命は有限です。
時間がたてば、人間はいつか死にます。
つまり、時間は命です。
命を削ってでもしたいことを大切にしましょう。
「服を捨てるのがもったいない。」
「あまり着ていない服を捨てるなんてできない。」
とてもよくわかります。
でも、時間は有限です。
片付けをし続けて、片付けが終わらないまま、服に埋もれて死んでいきたいですか?
したいことをするために、片付けをしているのではありませんか?
私も昔、服を捨てるのがもったいないので、活用できる服の生地を手持ちバッグにしたり、巾着を作ったりしました。
使えそうな生地やボタンなどは何であれとっておいて、使うかもしれない「いつか」のために、とってました。
しかし、作れる量にも限りがあります。
また作ったものに満足して使えば、作った甲斐もあるのですが、
特に使い道もなく、もったいないから作っているだけだと、
一体何のために作っているのかわからなくなります。
使うものを作っている、また、作る工程が楽しいなら、それでいいと思いますが、
捨てるのがもったいないから作る、というのでは本末転倒ですよね。
「本当にやりたいことに時間を使いましょう。」
2.まとめ
現在の私の服選びは、本当にあっという間です。
気に入った服しかないし、どれを合わせても合うようにしているので快適です。
大量の服を持っているのに、「着ていく服がない!」と、
次々新しい服を買っていた頃の自分に、
「もっと服を減らして大丈夫。時間が有効に使えるよ。」と助言したいです。
服を捨てるのはもったいないですよね。
↓こちらの記事もどうぞ。
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