「実家の片付けをしたいが、親はやる気がないみたい。」
「実家の親は物を捨てることができないので、片付けを諦めた。」
という方へ。
私はミニマリストを目指すズボラ主婦です。
物を減らすことの素晴らしさを伝えたい気持ちもあり、実家の片付けを手伝いたいと思ってましたが…諦めてしまった理由をお話しします。
当時、「片付けに興味がでるかも?」と思って伝えた内容が、私の思いとは全く逆の意味でとられてしまったのが主な原因です。
この記事では、「物がもったいなくて、使い切るまで捨てられない」という両親がいる方へ、私が失敗した説得の仕方とこうすれば良かったかもという考察について書きます。
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1.私がしでかした逆効果の行動と説得
私がした失敗の行動はこれです。
1-1.自分が使うものや、フリマアプリで売れそうなものをもらっていく
「なんでダメなの?」と思いませんか?
なるべく物を減らしたかった私にとっては、実家の物をもらっていってあげるということは、物も減るし、喜んでもらえるので一石二鳥だと思っていました。
でも違ったんです。
例えば、実家に食器がたくさんある。
なので、ちょうど買おうと思っていたサイズの食器をもらったとします。
親の気持ちとしては、
「子供が喜んで物をもらってくれた。」
→「役に立てて嬉しい。」
→「物をとっておいて良かった。」
→「やっぱりいつか役に立つ時があるので物を置いておくのは良いこと」
という考えになったのだと思います。
また、フリマアプリで売れそうな物をもらった時、
これには衝撃的な事件(w)がありました。
ある日、私がもらって帰ったものがフリマアプリで売れたので、売り上げを渡しました。
すると親から言われた言葉が、
「(売れるなら)物は置いておかないといけないね。」
え…Σ( ̄□ ̄|||)
…。
これは全くの逆効果…。
「物を減らしたらいいことがあるよ、」と伝えたかったのですが、
「売れるんだから物をもっと大事に置いておこう。」という思考になったみたいです(;^ω^)
あまりにびっくりして、その時は何も言えなかったのですが、
どういえば良かったのか考えてみました。
1-2.たぶんこういう言動が正解
・特に気に入ってないものはもらわない。
→「必要なら自分で好きな物を買いたいから全部要らないよ。」と言う。
・フリマアプリで売れそうな物に関しては、「使い方を教えるから自分で売ってみたら?」という。
→そうすると、売る際の手間などがわかるので大変さが伝わる。
実際、そんなに大量の不用品を残しておかれたとしても出品するのに膨大な時間がかかります。
しかも、出品したところで、その労力と時間に見合うお金が入ってくるというわけではありません。
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2.実家の親は物を使い切るまで捨てられない
やはり実家の親は、物に対する執着がすごく強いと思います。
産まれた世代が違うからでしょうか?
2-1.親の育った環境は?
私の親は、戦後の物のない時代に育っています。
幼かった頃の話を聞いてみると、破れた服を着ている子供が普通にいたそうで、物を大事に使い、壊れたら修理して、使い切るまで物は捨てない。
親にとってはそれが当たり前だったみたいです。
親が育った環境がわかると、「なぜ親が物を捨てることができないのか?」という気持ちも理解できますよね。
2-2.親の気持ちになる
まずは親の立場に立って、親の気持ちを想像します。
説得するには、押し付けたり批判したりするのは×。
親の立場から「どうしたら親が片付けをしたくなるのか」を考えてみます。
2-3.こんなふうにするとうまくいくかも?
・今は昔とは違い、物であふれている時代であることを話題にする。
→たとえば「今はただでもらえる物がたくさんあるからゴミ屋敷が増えてるのかもね。」など。
・簡単に手に入るものなら、「もし捨ててあとで必要になったら、また新しい物を買ってあげる。」と言う。
→親にしたら、子供が自分たちのために物を買ってくれるのは嬉しいだろうな、と思うので。
私が一番やりたいと思っているのは、我が家をミニマリスト部屋にして親を招待することです。
「少ないもので楽しく暮らす」生活をみせたら、親も何か感じてくれるかな、と思うからです。
そのためにも早く物を最低限に減らしたいです。
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3.まとめ~実家の片付けを諦めた理由
3-1.私がしでかした逆効果の行動と説得
・使う物や売れそうな物をもらった
親の気持ち(想像)
「子供が喜んで物をもらってくれた。」
→「役に立てて嬉しい。」
→「物をとっておいて良かった。」
→「やっぱりいつか役に立つ時があるので物を置いておくのは良いこと」
・もらって帰ったものがフリマアプリで売れた
→「(売れるなら)物は置いておかないといけないね。」
物を残すということを正当化してしまった(-_-;)
3-2.実家の親を説得するには
・育った世代、環境の違いを理解する。
→親が育ったころの話を聞く。
→親の気持ちになって、どうやったら親が片付けをしたくなるのかを考えてみる
・批判しない。片付けを押し付けない。
→まずは自分の家をスッキリさせて親を招待したい
以上です。
何か少しでも参考になることがあれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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