元・汚部屋住人のなま子です。
今はいつでもリビングやダイニングにごろりと転がれる…狭いなりにも床には物が少ない部屋に住んでいますが、昔は汚部屋暮らしでした(^_^;)
私は子供の頃から、物をため込むといった典型的な「捨てられない人」でしたが、長い年月をかけてやっと片付いた部屋に住むことができました。
まだ完了ではないにしろ、暮らしは圧倒的に楽にそして楽しくなりました。
今回は、かつて物を捨てられなかった私に伝えたいことを書きます。
今まさに汚部屋状態で暮らしている人の参考になれば嬉しいです。
1.使い切るまで物を捨てられないあなたへ
物は使い切るまで捨てられない…
物を減らしたいのに同じ思いで苦しんでいる人にお伝えしたいです。
使えるものは何でも取っていた私
私は物を最後の最後まで使い切るまで捨てられませんでした。
ボールペンのインクはなくなるまで、鉛筆もキャップをつけて書けなくなるくらい短くなるまで。
また、使えそうなものはそれこそ何でもためていました。
頂き物のお菓子の箱。洋服を買ったときの袋。プレゼントに付いていたリボン。かわいい包装紙。ラップの芯。ワインのコルク栓。広告が印刷されているマグネットシート。
溜め込んでいたその理由は、「まだ使える」から。
かといって、使っていたものはその中のほんの一部でした。
ほとんどが使うこともなく埋もれていました。
物の量を把握せず、いつ使うかわからないものを、ひたすら溜める一方だということにも気づいていませんでした。
収納が苦手なおかげで捨てられるようになった
私は収納が苦手でした。
でもそのおかげでものを捨てることができたと思います。
なぜなら収納が上手にできてしまうと、同じ収納スペースでもたくさんの物が入ってしまうからです。
私は収納するのが苦手だったおかげで部屋が物であふれ、「使うかわからないものを収納するぐらいなら捨てたほうがいい」と思えるようになりました。
「収納するのは使うものだけ。」
まだできていませんが、大好きなものだけをゆったりと収納するのが理想です。
使うかどうかわからないものをきっちりと種類別に分けてきれいに収納していくこと。
その時間と労力ほど無駄な事はないと思います。
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2.物より大切なものとは?
物より大事なものって何でしょう?
考えたことがありますか?
物より大切なものは何?
物は大切。
捨てるなんてもったいない。
もちろんその気持ちはわかります。
でも、あなたの時間も大事です。
時間は命。
いつか死んでしまう。
あなたにも私にも限りがある。
でも、
物には命はある?
物の方が圧倒的に長生きです。
あなたがすべての物を使い切るのが早いか
あなたの命が尽きるのが早いか
どちらでしょうか?
人はいつか死ぬ。死んだ後にも物は残る
廃屋を見たことはありますか?
人が居なくても物は残っています。
物を片付けるには圧倒的な時間と手間がかかります。
全部捨てていいのならまだしも、大切な物も残っていますよね。
あなたが残している大事な物は、残したい人に届く状態でしょうか?
物はあなたがいなくなった後も残り続けます。
そして、それを片付けるのは誰でしょうか?
人生でやりたいこと
人間の一生は短いです。
生きているうちにあなたはどんなふうに暮らしたいですか?
物に囲まれて…全ての物を使い切ることに人生をかけたいですか?
もったいないから物を使い切って捨てる。
もちろんそれが理想です。
ですがあなたは物を使い切るために生きているわけではないでしょう?
あなたが人生をかけて成し遂げたいことは何ですか?
これからの生活で楽しみたいことは何ですか?
片付けると頭の中が整理される
この人生でやりたい事が何かわからない?
でも、
物の選別をしていくうちにそれが見つかると思います。
もしくは片付けが終わった後に、あなたがしたかった事が見えてくると思います。
自分にとって必要なものを選ぶことで、頭の中が整理されます。
私はその状態です。
今は部屋をもっときれいにすることに目が向いています。
- 部屋が片付くと、汚れに気がついて掃除がしたくなった。
- もっと良い部屋にしたくなった。
- もっと時間を大切にしたくなった。
- 観葉植物を置きたくなった。
- カーテンを変えたくなった。
- 予定もないのにショッピングをすることがなくなった。
片付けること、物を減らすことで、「新しい何か」が入ってくるはずです。
時間は有限
いつまであるかわからない私たちの人生。
年老いてからやりたいことが出てきても、身体的に難しくなることもある。
時間は、すべての人が平等に与えられているもの。
部屋が片付いていると時間をもっと有効に使えます。
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3.まとめ:楽しい人生をおくるのが自分の使命
物を捨てることなく、部屋の片付けはできません。
ものを捨てるのは苦しいです。
ですがその苦しみを知らないと、
簡単にものを買ったり、もらったりしてどんどん増やしてしまうことになります。
部屋を片付けたいのなら、最初の1歩は小さくて大丈夫。
まだ使えるけれどずっと使っていないものを捨ててみる。
例えば、プレゼントについていたきれいなリボン。
何かに使おうと思えば使えるけれど、結局何年も使わなかった。
「私はリボンを置いていても使う事はない」とわかれば、今後もしプレゼントにリボンがついていても潔く捨てることができます。
本当に手に入らないものは残しておくべきだと思いますが、また手に入るような物なら捨ててOKです。
使うかどうかわからないその時のために、物を永遠に保管し続けようとするなら、、死んでもすっきりした部屋には住めません。
有限な自分の人生をもっとやりたい事、楽しいことに使いませんか?
以上です。
結構厳しい内容かもしれませんが、過去の自分に伝える思いで書きました。
最後まで読んでいただきありがとうございました(´∀`)
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[公開日]2020年9月3日