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収納苦手・家事嫌い・少ない物で楽に暮らしたい50代アラフィフ

実家の親に片付けを促す方法

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「実家にモノがあふれている。親に片付けをしてほしいが、あまり親は気にしていない様子で困っている。」

「実家が散らかっていて汚部屋になるかもしれないと心配。」

「実家の片付けをしたいが、親とケンカになってしまった。」

と思っている方へ。

 

私の実家もきちんと整頓されてはいますが、モノが多いです。

自分のモノはすべて引き払っているので、家にあるのはほとんどが親のモノです。

「片付け手伝うよ」と声をかけてみましたが、親は焦っていない様子であることと、危険な箇所がなかったのもあり、無理に片付けをすすめていません

いずれは片付ける時期がくると思っているので、覚悟はしています。

 

この記事では、実家を片付けたい子供が、モノを捨てたくない親に片付けを促す方法について書きました。

 

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1.実家の親に片付けを促す方法

1-1.自分の持ち物から片付ける

・まず自分のモノを処分

実家に自分の持ち物が置いてありませんか?
まずは、自分のモノから片付けましょう。

 

自宅になくて生活できたモノはなくても良いモノですから、
全部処分してもいいと思います。

 

まずは、モノを捨てるのが苦手な親に、モノを捨てると快適な空間ができることを見せましょう。

 

私も実家に置いていたものがあります。

かさばる冬物のコートや昔聞いていたカセットテープ、大量の漫画や本、書類、卒業アルバム、卒業証書など。

実際生活するにあたってなくても平気なものばかりでした。


・重いゴミ出しを手伝う

帰省するたびに自分の持ち物をチェックして、持ち帰ったものは、卒業アルバムと証書類。

あとは売れそうなモノだけ持ち帰り、残りは実家で処分してもらいました。

 

実家でゴミを処分するとなると、親にお願いすることになります。
高齢の親に、重い大量の本をゴミ出しさせるのは申し訳ない気持ちになります。

 

もし、まだ実家に自分の持ち物がある方は、早めに片付けをしましょう。
できれば滞在期間を長くして、ゴミ出しを手伝えるといいと思います。


・快適な空間を作る

処分した場所の空間の掃除も忘れずに。
親に「モノを処分するとこんなにスッキリするんだな。」と伝われば成功です。

一ヶ所だけでもきれいにすると気分が変わります。

きれいな場所と比べて周りは散らかっているな…
片付けしてみようかな…

という気持ちになってくれればいいですね。

 

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1-2.実家は自分の家ではない

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・人のモノは勝手に捨てない

自分が実家を出て暮らしているなら、実家は自分の家ではありません。
実家は親の家です。

 

それなのに、自分の家かのように気軽に「部屋汚いから片付けて。これ捨てとくね。」なんて言うと
言われた親はどんな気持ちになるでしょう?

 

「人のモノは勝手に捨てない」という原則は守りましょう。
親といえども同じです。


・危険な場所がないか調べる

親が「片付いてなくて暮らしにくい」場所があるなら、それを助けてあげるという形でお手伝いしてはどうでしょうか?

 

親からそう言われなくても、子供から見て、危険な場所がないかチェックしてみましょう。

 

・床に段ボールやモノが置いてないか?
 ⇒つまづいて転ぶ危険があります。


・高いところにたくさんモノを詰めていないか?重いものがないか?
 ⇒地震の時に落下してケガをする危険があります。

 

・背の高い家具は固定するか、できれば処分する

 ⇒こちらも地震が起こったときに倒れる心配があります。

 

親に「床にモノをおいてつまづくと危ないから、これは違う場所に置こうか」

「高いところに置いていると地震の時危険だから、中を整理しよう。」
などと伝えれば、角が立たずに片付けができると思います。

 

・モノのない時代の考え

親世代は、私たち世代よりも「モノを捨てる」ことに対してとても慎重です。
簡単に「捨てる」という言葉を使わないほうがいいと思います(;^ω^)

 

こちらからみてあきらかに「ゴミ」でも、本人にとっては「もったいない。使い切らないと申し訳ない。」ということがあります。

 

親が幼少期、育った環境について話を聞いたことがありますか?

 

私の親が育ったのは戦後のモノがない時代でした。
そういう時代に育った親がモノを大事に使うのはよくわかります。

 

本当にボロボロになるまで使いきるのが普通だった時代。
それが身についてしまっています。

 

親の気持ちを考えてみたら気軽に「捨ててね!」とは言えなくなると思います。

徐々に、「今はモノが溢れている時代だから、捨てないとどんな家でもモノだらけになるらしいよ。」ということを伝えてみてもいいですね。

 

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1-3.捨てることに慣れてもらう


・すぐに手放せそうなモノから

同じカテゴリのものを一ヶ所に集めてみましょう。
重複するものがたくさんあると思います。

それをみたら親御さんも、「こんなにモノがあったのか…」と驚くのではないでしょうか?

その中でも使えないものがあればすぐ手放すように伝えましょう。
最初は、捨てやすいものから。

捨てるのに慣れれば手放せるようになります。


・モノを捨てるとこんな生活ができる

親が好きなことはなんでしょうか?
その好きなことを楽しめるようなお家を提案してみましょう。

 

例えば、手芸が趣味なら、手芸をするスペースを作ったり、
音楽鑑賞が趣味なら、音楽を聴くためのソファやスピーカーを置いたり。

 

あくまでも、片付けが終わってからです。
先にモノを増やさない事が大事です。


・生前整理か遺品整理か

モノが大量にあふれているのなら、モノを処分して減らしていくしか片付ける方法はありません。

 

「捨てられない。」「私が死んでから片付けて。」という親もいるでしょう。

 

遺品整理はとても大変なのだそうです。
故人のモノはどんなモノであっても捨てにくいですし、思い出す度に悲しくなりなかなか進められないとのことです。

 

そういうことも伝えて、それでも捨てられなかったり、捨てることの罪悪感が強い場合は、親の気持ちも受け止めて、遺品整理という形でもいいと思います。

 

間違って捨ててしまうと大変だから、大切なモノがある場所だけは伝えてもらえると安心です。


2.まとめ

実家のお片付けは、始めるまでも大変ですが、始まればもっと大変かもしれません。

親の気持ちを考えて、親を説得するのではなく意見をきいて、
お互いが幸せになれるようにできればいいですね。

 

この記事がお役に立てると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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namaco-mendow.hatenablog.com

 

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