「整理整頓ができなくて困っている。」
「片付けるのが苦手で、探し物が見つからない。」
「部屋を片付けても、一向にきれいにならない。」
などと思っている、整理整頓が苦手な方へ。
私もかつてはそうでした。
片付け歴は9年ほど。
その頃の片付け方法は、今思えば、明らかに間違っていました。
無駄に時間と労力を使っていたなあ、と思います。
この記事では、私のように整理整頓できない人がするありがちな失敗について書きます。
対処方法も紹介しますので、思い当たることがないかチェックしてみてください。
スポンサーリンク
1.整理整頓できない人が陥りやすい失敗
1-1.先に収納を考えてしまう
一番目は、先に収納を考えてしまうということです。
取り出しやすく、また見た目よく収納するにはどうしたらいいか。と考えることは
悪いことではないのですが、
最初に収納をしてしまうのはダメです。
なぜなら、物を減らさずに、収納を増やしてしまうと、さらにモノが増えてしまうんです。
例えば、空いている棚があるとします。
人間は、その空いたスペースにモノを置いてしまいがちです。
そして、棚に収まっていると一見片付いた風に見えるので、物が増えていてもあまり気にならなくなるんです。
物が増えているのに、片付いていると思ってしまうんです。
私もこのパターンに陥りました(^_^;)
最初に「こんな部屋にしたい」というイメージをつくった方がやる気もでるし、
モチベーションも上がりますよね。
私も希望のインテリアがあって、
その部屋みたいにするには、この雰囲気の収納家具が必要!
この色で揃えたいから、収納用品も新しく必要!
そう思って、棚を買ったり、ファイルボックスをたくさん買ったりしていました。(;^ω^)
その時は、理想の部屋に近づくための買い物だからOK、と思ってました…。
間違いに全然気づいてなかったですね。
整理をせず、つまり、物を減らさずに、収納を増やしているということに…。
結局、何度めかの整理・片付けで、その収納用品がどんどん余ってくることになります。
整理して、物を手放していくと、そんなに収納は必要でなくなります。
棚を買ったり、収納用品を買ったお金も無駄になったし、時間も無駄にした経験でした。
〇対処方法
物を手放して、必要な物の量がわかってから、インテリアや収納を統一すること。
必要な物の量がわからないと、収納家具の大きさや、収納用品の数が決められません。
捨てる物を取り除いてから、必要な量だけ買うようにしましょう。
スポンサーリンク
1-2. 物を置く場所を決めない
これは、部屋が散らかる人の特徴の一つですね。
物のお家が決まってないから、あちこち置ける場所に置いてしまう。
そしてどこに置いたかわからなくなって、探し物ばかりするハメになる。
もちろん、私もこれに当てはまっていました(;^ω^)
置く場所は、なんとなく決めている物もあれば、全く決めていない物もありました。
だから、使ったものはそのまま使った場所に置きっぱなしなんてしょっちゅうでした。
本人には、物を元の場所に戻すという意識もないので(笑)罪悪感もなく、使ったら使った場所にそのまま。
「いちいち戻すなんて面倒だし、また使うんだから、片付ける意味がわからない。」くらいの勢いでした(滝汗)
朝は、身支度と荷物の準備でバタバタ。
もちろん道具はその辺に置きっぱなし。
定期券がみつからないとか、携帯が昨日のかばんに入ったままとか、
しょっちゅうだったと思います(;'∀')
〇対処方法
全ての物に対して、置く場所を決める
全ての物の場所を決めるなんてめまいがしそうになるかもしれません。(笑)
細かいものは同じカテゴリで集め、箱にいれておけばいいですよ。
その時、中身が見えない箱に入れる場合は、必ずラベルをつけましょう。
何が入っているか、いちいちみて確認するのも面倒ですし、元の場所に戻しやすくなります。
私は、ラベルをつけるのも面倒だったので、「大体」この辺に入れる。としていましたが、それだと絶対モノは迷子になります。
面倒でもラベル付けは絶対やりましょう。
スポンサーリンク
1-3.よく考えないで買い物をする
これは、1番目の「先に収納を考えてしまう」にも共通しますね。
1番目の場合は、収納用品でした。
せっかく時間や体力を使ってモノを減らしたのに、よく考えずモノを気軽に買っていたら、いつまでたっても部屋は整理整頓できません。
なぜなら、物が多いということは、
- 物を元の場所に戻す手間や時間
-
モノの場所を決める手間や時間
が増えるということです。
整理整頓が得意な人なら、モノが多くても、きれいに収納して、きちんと元の場所に戻せるのかもしれません。
そういう人ならそれでもいいと思います。
ですが、これを読んでいる方は、私のように整理整頓が苦手な方だと思います。
整理整頓が得意でない方は、できるだけモノを減らした方が絶対に良いです。
例えば、
部屋の中に、机しかない場合と、
部屋の中に、たんすや、棚や、机や椅子があり、小物が床におちていたりする場合。
どちらが片付けやすいかは一目瞭然ですよね。
もともと片付けが苦手な人は、少ない物で生活できるようにしましょう。
〇対処方法
1.買い物には、買うモノを決めてから行くこと。
具体的に決めておくことで、お店で悩んだり、衝動買いすることを防げます。
例えば、服を買いにいくとして、「黒の半そでのカットソーで、無地のもの」など
ここまで決めておけば、買い物時間も短縮できるし、買う予定のないものを見て、買ってしまうことも少なくなるかと思います。
2.1つ買ったら、1つ減らす。(1イン1アウト)
とは言え、買う予定にないものが欲しくなることはありますよね。
その場合は、今持っているものを捨ててでも欲しいか、と自問自答します。
答えが「はい」なら、買ってOK。家にあるものを処分しましょう。
答えが「いいえ」なら、買わずにあきらめましょう。今持っているものを使い切ってから買うのでもいいですね。
モノをもっと減らしたい人は、1イン2アウト、にして、
1つ買ったら2つ減らす。としてもいいと思います。
よろしければ、こちらの記事もどうぞ
2.まとめ
整理整頓出来ない人が陥る失敗について書きました。
見事に過去の私に当てはまる話ばかりでした。
でも、そんなに片付けが苦手だった私でも、片付けを進められているんです。
なので、整理整頓に苦手意識を持っている人でも、必ずできるはずです。
この記事がどなたかのお役に立てますように。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければこちらの記事もどうぞ。