ミニマリスト-子持ちズボラ主婦なま子のブログ

収納苦手・家事嫌い・少ない物で楽に暮らしたい50代アラフィフ

物を捨てられない母の意識をゆっくり変える?揉めない対話。実家の片付け

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母が物を捨てられない。
汚部屋とまではいかないけれど、実家には物が多い状態。
もっとスッキリしたお家で暮らしてほしい…

などと思っている人へ。


子供としては、高齢のご両親には、危険のないスッキリしたお家で暮らしてほしいですよね。

今回は、ミニマリストズボラ主婦の私が、物を捨てられない母とどう接しているか
をお伝えします。


ただ…
この記事を読めば、部屋が劇的に片付く!ということはありません( ̄▽ ̄;)

とはいえ、捨てられない人の意識を、ゆっくりと変えることはできるかな?と思います。

 

実際、私の声かけで、母が自ら不用な物を差し出してくれるようになりました!
実家の片付けに悩んでいる人の、何らかのヒントになれば嬉しいです。

 


1.対話で相手の考えは変わる

まずは、何よりも住んでいる本人の気持ちを知ることです。


・親は今の住まいに満足してる?

「満足」なら…

→ もっとハードルをあげて、片付いた家をみせたり、自宅に招待したり、と意識を上げてみる。

 

「不満」なら…

→ その不満な点を解消するために、片付けを提案してみる。

 

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例えば、親の回答が、
「スッキリした家に住みたいとは思うけど、物を捨てるのはできないから…」
という答えだとします。

 

それに対して、
「物を捨てないとスッキリした家に住めるわけないでしょ!」などと言うのではなく
相手の話を受け止める。

傾聴するのがポイントかなと思っています。


・傾聴とは

私は、ロジャーズの3原則の1つ「無条件の肯定的関心」という方法をよく使います。

相手の話を、正しいとか間違っているなどの評価を入れずに聴くという手法です。

 

詳しくはこちらをどうぞ。

kokoro.mhlw.go.jp

 

・対話することで考えが変わる

こちらが質問をし、親が回答をする。
それによって、親もはじめて自分の考えに気づく、という事があります。


対話する

本人も気づいていなかった問題点が明らかになる

意識が変わる

考えが変わる


私の母の場合も、

「物が多すぎる」と認識してはいますが、
今はまだ「物を捨てることはできない」という考えです。

 

とはいえ、「物が多い」と認識できていれば

  • これ以上物を増やすのはやめよう。
  • 今ある物を使って減らしていこう。

という考えに至ることができます。


かつて物を捨てられなかった私自身もそうだったのですが、
物を捨てられるようになるまでに、いくつかの段階がありました。


母は、

いま、物の多さに気づき、なるべく増やさないようにしている。
そして、今ある物を使おうと努力している。


ということがわかったので、特に何も言わず見守ることにしました。

 

2.片付けの提案方法


とはいえ、部屋をスッキリさせるには、物を減らすのが一番の早道です( ̄▽ ̄;)
少しでもモノが減るように、私や家族が使いそうな物はもらうことにしました。

ここでは、片付けの提案方法を2つ紹介します。

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▲実家からもらってきました。パッケージからして古そうなレース付きソックス


・必要なモノは実家からもらう

やみくもに持ち帰ってもOKですが、自宅で使わずに捨てるのは気が引ける…
そんな場合は、やはり、実際に使うモノをもらうのが良いですね。

 

日常生活で買うまでもないけど必要なモノがあると、まず実家に「余ってない?」と聞きます。

 

母も何かの役に立つのは嬉しいようで
「今使ってないし、たくさんあるから好きなものを持って行っていいよ」
と言ってくれます。


そういった対話をしているうち
母も「今使うものだけあればいい」と理解したようで

「こんな物あるけどいる?」と言ってくることが増えました。

 

私が「持ってるから…」と言っても、どうも手放したい様子。

母いわく「捨てられないから…」とのこと。

母の代わりに、私が使い切って捨てることを請け負った感じです。

 

結局、子供が使う鉛筆やハサミ、消しゴム(消しゴムってなかなか使い切れないんですよね…)、タイツやストッキング靴下(掃除用に使う)、小銭入れ(子供が使うかも?)などをもらってきました。

 

明らかに劣化しているモノなどは、「これはもう(捨てても)いいんじゃないの?」とは言いますが、無理やり捨てさせることはありません。

 

・一箇所だけ何もない空間を作る

これはまだ実行できてないのですが…やってみたい事の一つです。

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私の実家は全体に何となく散らかってはいますが、汚部屋と呼ぶほどではありません。
何となく散らかっている状態なので、特に支障もないんですよね。

 

そこで、1ヶ所だけ何も置かない空間を作ることで
周囲の散らかりを目立たせたい。

 

片付いている場所があることで、散らかっていた事が浮き彫りになる…
そうすると、他の場所も片付いた場所に近づけたいという意識になります。

 

これは、家族の部屋でも、たまにやる手法です。

 

3.おわりに

つまるところ、相手が変わるのを待つしかないのが結論です(;^ω^)

相手の考えを変えることは、とても難しく時間がかかる事。

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▲モノが増えて我が家も散らかりました汗


汚部屋などでお家の状態が深刻な場合は、そう悠長な事は言ってられないでしょうが、

散らかっているな、
物が多いな、
というレベルで

 

親がまだ元気なうちなら、
対話重視で片付けを進めていくこともできるのかなと思います。

 

 

以上です。

本日も最後まで読んでいただきありがとうございました(´∀`)
何か少しでもお役に立つ内容があれば嬉しいです。

 

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[公開日]2022年3月6日

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